Test&Goで訪れたコロナ禍のタイ(2021年1月の旅行記録の補足)
タイ入国・隔離1泊
オミクロン株流行により、Test&Go中止の憶測が飛び交うなかの出発(実際、タイ入国直後に新規受付は停止)。
検疫では、まずズラリと並んだプラスチックのイスに座る。そこで書類を抜き出し、先に進んでそれらを提示(すべて返却される)。あとは通常の入国審査で、全部あわせても平時に比べ短時間で済む。予約したホテルとの待ち合わせ場所の10番出口に向い、親切な係員の誘導で迎えの車へ。市内でドライブスルー方式のPCR検査を受け、深夜23時半にホテルにチェックイン。
検疫
スワンナプーム10番出口
抗原検査キット
翌朝9時半には陰性の連絡があり、昼前にチェックアウト。このときは嬉しさのあまり忘れていたが、私の宿泊プランは3食付きなのに昼食は無し。3食とは夕朝昼でなく、昼夕朝のよう(早朝便の到着で夜まで食事抜きは考えにくいし)。夜便の場合、朝食だけ付けて夕食は日本から持参すべき。また、部屋で酒を飲むなら、日本の空港で入手しておくのが確実。
検査時に渡された抗原検査キットについてレセプションで尋ねると、6日目に自己検査するのみで、報告は特に不要とのこと。
バンコク
最近のバンコク滞在は、通りすがりに寄る程度だったが、今回は帰国に先立ちPCR検査が必要なため、久し振りにゆっくり見て回る。カオサンは大昔に航空券の値段を調べに来たくらいで不案内だが、寂れたのは明らか。ナナはまだマシで多くの欧米人が酒を飲んでいるのを見かけた。
カオサン
アラブ人街
中華街
中華街では、廃止予定のフアランポーン駅を目に焼き付けたが、ほどなくして閉鎖延期の発表あり。
人との別れと同じで、もうこれが最期だと思って名残惜しんだなら、そこでスパッと終わるほうが深く記憶に刻まれるもの。グダグダ続けてセンチメンタルな気分にさせてくれないのがタイらしい。
フアランポーン駅
展示写真
チェンマイ
今回もっとも変化を感じた町。中国人観光客が丸ごと消え、まるで1990年代に戻ったかのよう。
ターペー門付近
まだ19時前
ターペー通り
その他の地方都市
有名観光地を除けば、ほぼ以前のまま。もちろん日本同様、ソーシャルディスタンスやマスク着用は徹底されていた。
検温・商店
検温・バスターミナル
検温・寺院
ちょっとだけ面倒なのは、乗り物の切符を買うとき、たまにパスポートや電話番号の確認があること(電話は「無し」と回答)。
あと、ステイホームでフードデリバリーの需要が増え、バイクタクシーがそちらに流れた結果、町なかの移動はやや不便に。
座席間隔の確保
寺の人形もマスク
宅配に鞍替え
一部の観光施設が休止の一方で、人が大勢集まっているところも目立つ。
タイ人が外国人を警戒したり避けたりする雰囲気は、少なくとも表面上は感じられず、宿泊・入店の拒否も一切なかった。とても有難い。
かなり歩いたのに…
年末のイベント
タイ人参拝客